「洋服のパタンナーになりたかった」という意外な経歴を持つ新田防災の代表、新田 美由紀さん。リーマンショック後の厳しい時代に、お父様が立ち上げた消防設備業の世界に飛び込み、ゼロから知識と経験を積み上げてきました。女性が少なかった建設業界で、時に苦労をしながらも「できるかできないか」で評価される現代の変化を肌で感じてきた新田さん。会社の成長とともに経営者としての責任を強く自覚し、社員を守るための改革も実行してきました。
今回は、そんな新田美由紀代表に、これまでのキャリア、会社への熱い想い、そして未来への展望をじっくりと伺いました。人々の安全を守る消防設備業の魅力、そして新田防災がどんな会社なのか、その「リアル」をぜひ感じてください。
≪目次≫
1.服飾から消防設備業へ、異色のキャリアの始まり
2.プロとしての第一歩:資格取得と成長の軌跡
3.業界で感じたギャップとポジティブな変化
4.代表交代と経営改革:社員を守るための決断
5.新田防災が求める人材像:「気づける人」と「家族のような仲間」
6.この仕事の面白さとやりがい:人命を守る誇り
7.新田防災が描く未来:日本を代表する「人間色」豊かな防災屋へ
■服飾から消防設備業へ、異色のキャリアの始まり

-防設備業というこの業界に入られたきっかけについてs
インタビュアー(以下、児野): 新田さん、本日はお忙しい中、ありがとうございます!さっそくですが、まずは新田さんのこれまでのご経歴から伺ってもよろしいでしょうか?
新田: はい、よろしくお願いします。私がこの業界に入ったのは、もう20歳を超えて、21歳になる時だったと思います。実は、高校を卒業してから専門学校に通っていたんですが、そこは消防設備業とは全く関係ない、服飾系の学校だったんですよ。東京にある文化服装学院という学校で、卒業の頃にはパタンナーという、洋服の図面を起こす仕事を目指していました。
児野: え、服飾系だったんですか!それは初めて知りました!パタンナーを目指されていたというのは、何かきっかけがあったんですか?
新田: 元々、図工とか数学が好きだったからかもしれませんね。図面を描いて、それが布を切ったり縫い合わせたりすることで立体になっていく過程がすごく面白くて。それがパタンナーを目指すきっかけでした。
児野: なるほど、ものづくりの面白さに惹かれていたんですね。でも、そこからなぜ消防設備業へ進まれたのでしょうか?
新田: 卒業するタイミングがちょうどリーマンショックの時期と、9.11テロの翌年くらいに重なってしまって。希望するような求人がほとんどなくて、工場の募集ばかりだったんです。正直、「工場で働くためにこの学校に入ったわけじゃないしな」という気持ちが強くて。そんな時、ちょうど父が独立して2〜3年目だったので、「社会勉強のつもりで」手伝い始めたのが、この業界に入ったきっかけですね。
-そうだったんですね。まさか、そんな背景があったとは…。全くのゼロからのスタートだったと思いますが、当時を振り返ってみていかがでしたか?
新田: 本当にゼロでしたね。最初はもう、全くさっぱり分からなくて。今思うと、最初の1〜2年くらいは「全く使い物になんなかっただろうな」って思います(笑)。
児野: それはきっと、想像を絶するご苦労があったでしょうね。その期間は、知識を蓄える期間だったという感じでしょうか。
新田:そうですね。そういった期間だったなと思います。
■プロとしての第一歩:資格取得と成長の軌跡

-プロとして歩み始めるために、どのような努力をしていたのか?
児野:全くの「0」の状態からのスタートを切られたわけですが、そこからプロとして進むためにどのようなことを行っていかれましたか?
新田: そうですね。この業界で仕事をするには、やっぱり資格が必須だとすぐに分かったんです。だから、最初の1〜2年間は、ひたすら資格を取るための勉強期間になりましたね。
児野: 具体的には、どのような資格から取得されたんですか?
新田: まず、受験資格が不要な消防設備士乙種第6類という資格を一番最初に取得しました。これは消火器が見れる資格なんですが、会社に入ってすぐ、平成15年(2003年)の4月の試験をすぐに受けて、一発で合格できました。交付日が5月になっていたので、本当に速攻で取りに行きましたね。
児野: 一発合格とはすごいですね!その後の1〜2年の間に、他にも何か資格を取得されたのでしょうか?
新田: 乙種第6類を取った後、同じ平成15年の10月くらいには、乙種を持っていることで受験資格が得られる甲種防火管理者も取得しました。本当に、資格がないと何も仕事ができないと分かっていたので、この1年で集中的に取りましたね。
児野: なるほど。もし今、全くの未経験の方が新田防災に入社されるとしたら、同じように資格取得から始めることになるのでしょうか?何か、おすすめの資格はありますか?
新田: そうですね。もし今、ゼロからこの業界に入るなら、まずは乙種第6類を取ってもらうのが一番いいと思います。比較的難しくないですし、ちゃんと勉強すれば取れるはずです。あとは、もう一つ受験資格が不要な第二種電気工事士の取得を最もおすすめしますね。
児野: 第二種電気工事士は受験資格がないんですね!それは知りませんでした。なぜ、その資格がおすすめなんですか?
新田: これを持っていると、消防設備士の甲種の受験資格を最短で得られるんですよ。消防設備士の甲種は、通常だと乙種を取ってから2〜3年の実務経験がないと受験できないんです。でも、第二種電気工事士があれば、いきなり甲種を受けられるようになる。だから、効率的に資格を取りたいなら、第二種電気工事士を取って、すぐに消防設備士の甲種に挑戦するのが一番早いルートだと思います。
児野: それは非常に実用的なアドバイスですね!ちなみに、新田さんご自身は、いつ頃甲種消防設備士を取得されたんですか?
新田: 当時、第二種電気工事士が甲種の受験資格になることを知らなかったので、私は「真面目に」実務経験を積んでから取得しました(笑)。乙種第6類を取った2年後の平成17年(2005年)に、甲種第4類を取得しましたね。
■業界で感じたギャップとポジティブな変化

-全く異なる世界から、この消防設備業に飛び込まれて、入社前と後でのギャップ
児野: 服飾という全く異なる世界から、この消防設備業に飛び込まれて、入社前と後で何かギャップを感じたことはありましたか?良い意味でも悪い意味でも、率直なご意見を伺いたいです。
新田代表: ギャップ、ありましたね。まず一番に感じたのは、やっぱり女性がすごく少ない業界だなということでした。これは入る前から想像はしていましたが、実際に入ってみると「こんなに少ないのか」と改めて感じましたね。
児野: なるほど。他に何かありましたか?
新田: あとは、言い方が悪いんですけど、意外と「ハードルがそんなに高くなかった」という感覚がありました。服飾の世界に比べると、この業界の人たちの思考が比較的似通っているというか、完璧な専門的な知識がないわけではなくて、むしろ「そんなに大変じゃなかった」という、良い意味での意外さでしたね。
児野: それは面白い視点ですね!確かに、服飾の世界はクリエイティブで尖った方が多いイメージがあるので、ギャップを感じるのも無理はないかもしれません。意外とこの業界の人たちは、みんなで同じ方向を向いているというか、共通の思考回路を持っていると感じられたということでしょうか。
新田: そうですね、そんな感じです。
-女性にとって働きにくい環境はあったのか?今と昔の違い
児野: 業界に入られた当初は、特に女性にとって働きにくい環境もあったと伺っていますが、そのあたりはいかがでしたか?
新田: それはもう、「ここ10年ぐらい」の「最近」になって、やっと女性が現場で「できるかできないか」で評価されるようになったと感じています。昔は、新築の工事現場なんかだと、女性用トイレがないなんてことは「全然ざら」でしたからね。大きな現場になればなるほど、男性用の簡易トイレは各階にあるのに、女性ができる場所がない。わざわざ何十階も上がったのに、また下まで降りて現場事務所のトイレまで戻らないといけない、なんてこともありました。
児野: それは大変でしたね…。まさに「トイレ問題」は、女性にとって非常に大きな問題だったと。
新田: ええ、「結構でかい」問題でしたね。でも、最近は本当に「全然違う」んですよ。建築の現場にもちゃんと女性用のトイレが設置されるようになりました。この変化は、現場のリアルを知る者としては、すごくポジティブに捉えています。昔と比べて、女性も働きやすい環境に「改善されてきた」と実感しています。
児野: それは素晴らしい変化ですね。新田さんが実体験として、現場の環境が改善されてきていると感じられているのは、求職者の方々にも安心材料になると思います。
■代表交代と経営改革:社員を守るための決断

-代表就任の背景ときかっけ~新田防災の代表へ~
児野: 新田さんが代表に就任されたのは、約4年前の2021年と伺っています。お父様である会長の体調がきっかけだったとお聞きしましたが、そのあたりの経緯について詳しく教えていただけますか?
新田: はい。会長(父)が脳梗塞で倒れたのは、もう10年以上も前のことなんです。東日本大震災の前の年くらいだったかな。その時にはもう現場に出ることは少なくなっていたんですが、すぐに私が代表に変わるわけにはいかなかったんですよ。
児野: それはどうしてでしょうか?
新田: 建設業の許可を維持するためには、経営管理責任者として役員経験が5年以上必要という条件があるんです。そのタイミングで父から私の名前に名義変更してしまうと、一度建設業の許可を返上しないといけなくなってしまう。それでは困るので、父には名前だけ残ってもらい、私が役員として必要な経験年数を積む期間が必要だったんです。
児野: なるほど。そういった法的な縛りがあったんですね。そして、2021年に正式に代表に交代されたと。
新田: そうですね。その頃には父も73歳か74歳になっていたので、「もう十分でしょう」と。「お疲れ様」という感じで、私が代表に変わったという形です。
-代表になって見えてきた会社の課題、これから向き合う課題について
児野: 長い間、お父様がお名前を残して頑張ってくださっていたんですね。新田さんが代表になられてから、会社に対して何か見えてきた課題や、変えていこうと思ったことはありましたか?
新田: 変わったことはたくさんありますね。父がやっていた頃は、良くも悪くも「さんちゃん企業」、つまり家族経営のような形だったんです。「今月の給料、いっか」みたいなこともできた時代だったんですけど(笑)。
私が代表に変わってから、事務員さんや新田ではない人も雇い始めたので、そうなるとまず「給料はちゃんと出さないとまずい」という自覚が強く芽生えました。どうやって安定して仕事を継続していくか、会社を回していくか、という意識が大きく変わりましたね。
児野: 従業員を雇用したことで、会社の利益を安定させることへの責任感がより強くなった、ということでしょうか。
新田: まさにその通りです。
児野: その課題に対して、具体的にどのような解決策を実行されたんですか?
新田: この業種は本当に仕事がなくなることはないんです。一つの取引先が終わっても、また別の取引先が増える、というように。だから、どちらかというと「利益率の悪いところはやめていく」という整理に踏み切りました。無駄に動くことが多そうな案件は、徐々にお断りするようにしていったんです。
児野: それは大胆な決断ですね。具体的には、どのような案件を見直されたのでしょう?
新田: 特に都内のマンションの点検は、だいぶ辞退しましたね。拘束時間も長いですし、場合によっては駐車場代などの経費もすごくかかるのに、それが請求額にあまり反映されていないことに気づいて。「やってて損だな」と感じていました。帰る時間も遅くなって残業代も発生するのに、これはどうなんだろうと。
児野: それは従業員の方の負担も大きかったでしょうし、会社の利益としても厳しかったと。
新田: そうです。だから、そういう案件は整理し始めました。その分、都内を減らした分、千葉県内のマンション点検案件を増やすようにしたんです。今ではもう、千葉の案件の方が多くなりましたね。
児野: 移動距離が減れば、回せる件数も増えますし、従業員さんの負担も軽減されますもんね。それは本当に素晴らしい改善だと思います。特に朝早いのが苦手な方には助かりますよね(笑)。
新田: まさにそうですね!朝早いのが少しでもなくなれば、みんな楽になりますから。私も20代、30代の頃は朝が苦手でしたし、気持ちはよく分かります(笑)。そういった意味でも、様々な改革を進めてきた期間かもしれません。
■新田防災が求める人材像:「気づける人」と「家族のような仲間」

-新田防災として求める人材、そして代表が考える業界に合った人材
児野: 会社の改革を進める中で、新田防災として「どんな人と一緒に働きたいか」という想いはありますか?すごくざっくりとした質問ですが、新田さんの理想を伺いたいです。
新田: そうですね……。どんな人と働きたいか、というのは難しい質問ですが、この消防設備業、特に点検業務に向いている人の特徴はなんとなく分かっていますね。
児野: ぜひ教えてください!
新田: それはもう、「間違い探しが得意な人」です。点検って半年に1回やるじゃないですか。その時に、半年前と今回とで「何が違うか」に気づける能力がすごく重要なんですよ。前回は大丈夫だったのに、今回は不具合が出た。その理由として、何が変化したのかを見つけられる人。
サイゼリヤのキッズメニューの裏にある間違い探し、ありますよね?あれが好きな人は、この仕事に向いていると思います(笑)。
面接した人には何人もいないですが、ついつい「間違い探し好きですか?」って聞いちゃうくらい、大事な能力だと感じています。
児野: (笑)それは面白い質問ですね!でも、確かにその能力は、防災業においては非常に重要だと思います。小さな見落としが大きな影響を及ぼす可能性もありますからね。
新田: まさにその通りです。だから、会社として必要だと感じているのは、「気づく人」なんです。現場の不具合はもちろんですが、材料の発注漏れがないか、在庫が今どうなっているか、といった細かな点に気づける人がチームには不可欠だと感じています。うちは少数精鋭で回しているので、小さな漏れに気づける力が本当に重要なんです。
児野: なるほど。単に現場で作業するだけでなく、広い視野で業務全体に気を配れる方が理想、ということですね。他に求めることはありますか?
新田: これは多くを望んでいるのかもしれませんが、なんとなく会社のことも「家族」のように思って接してくれる人だと、自然と色々なことに気づけるのかな、と。私自身、従業員のことは本当に家族のように思っていますし、お互いに気を配れるような関係性を築きたいと考えています。これは「会社のために残業してほしい」といった過度な期待ではなくて、自分が働く会社を大切に思うことで、もっと働きがいを感じて好きになってもらえたら嬉しい、という願望に近いですね。
児野: 愛社精神というよりは、働く中で会社を好きになって、自然と気づきが生まれるような関係性、ということですね。素晴らしいです。
新田: そうですね。あとは、個性を失わない人も重要視しています。新田防災という会社名だけでなく、「新田防災の○○さんが来れば大丈夫だね」というように、社員一人ひとりの名前や個性がお客様に知られるような会社にしていきたいんです。
そのためには、それぞれの個性が埋もれないことが大切だと考えています。
児野: 会社としてのブランド力だけでなく、社員の方々一人ひとりが「顔」としてお客様から信頼される存在になることを目指しているんですね。
新田: まさにその通りです。だからこそ、専門性を高めるために、資格を積極的に取っていく意欲のある人も歓迎しています。
■この仕事の面白さとやりがい:人命を守る誇り

-代表からみた業界の面白さ/やりがいって?
児野: 新田防災で働く皆さんは、様々な現場に出向かれていると思いますが、新田さんが個人的に感じる消防設備業の面白さや、やりがいについてお聞かせいただけますか?色々な現場に行けること以外にも、何かありますでしょうか。
新田: 色々な現場に行けるのも面白いですが、やはり「みんなが目につけないところに目をつけられる」という点が、この仕事の面白さの一つだと感じています。そもそも消防設備って、基本的には「使われないこと」が平和の証なんです。
もしもの時に使われない方が、社会としては安全なんですよね。ある意味、自衛隊や警察に似ているかもしれません。
児野: 確かにそうですね!多くの建設業の仕事は「使われてこそ」ですが、消防設備は「使われないことが一番」という点で特殊ですよね。
新田: ええ。でも、もしもの時に「ちゃんと働かなきゃ意味がない」設備なので、その責任は「めちゃくちゃ重い」と思っています。だからこそ、非常時に人命を守る設備に携わり、それを安全に使える状態に保つことには、大きな責任と共に大きなやりがいを感じますね。
児野: なるほど。万が一の時に人命を守るという、非常に重要な役割を担っているからこそのやりがいですね。
-意外と知らない!?界人だからこそ知っている設備の意味

新田: はい。それに、一般の人が知らない専門知識を伝えられることにもやりがいを感じています。例えば、誘導灯のマークの色ってご存知ですか?緑色の背景に白い人が逃げているマークと、白い背景に緑色の人が逃げているマークがあるんですが、これ、意味が違うんですよ。
児野: え、そうなんですか!?それは全く知りませんでした!
新田: 緑に白い人が描かれているのは、「避難口」。
つまり、その扉を越えれば安全な場所に出られるという意味です。一方で、白に緑の人が描かれているのは、「避難口に通ずる道」。この先に行くと避難口がありますよ、という表示なんです。ショッピングセンターの廊下などにあるのが白に緑で、階段の出口や外に出る自動ドアについているのが緑に白ですね。
児野: 衝撃です!言われてみれば、確かにそうかもしれません。今度から街中で見る目が変わりそうです。
新田: そうなんですよ。先日、芸人さんがテレビで「日本人の9割が知らないこと」として消化器の使い方や誘導灯の違いを説明していて。「こんなことやる防災屋はそんなにいない」と自分でも思いますが、点検時にお客様に避難に関するアドバイスをするなど、安全に関する知識を積極的に伝えています。大阪で起きた火災事件でも、避難器具の使い方を知っていれば助かったかもしれない、という悔しさがあるんです。「自分が関わった人とかが何かがあるのはやっぱり嫌じゃん」という強い思いが根底にありますね。訓練の立ち会いでも、逃げる選択肢を増やすための情報提供を心がけています。
児野: そのお客様への深い配慮と責任感は、本当に素晴らしいです。単に設備を点検するだけでなく、その先の「人の命」まで見据えていらっしゃるんですね。
■新田防災が描く未来:日本を代表する「人間色」豊かな防災屋へ

-これからの新田防災が目指す未来と新田防災のこれから
児野: これまでの新田さんのお話から、消防設備業に対する深い情熱と使命感が伝わってきました。新田さんが思い描く、消防設備業者としての理想の姿、そして新田防災の将来像についてお聞かせいただけますか?
新田: 最終的な理想としては、やはり「火災で亡くなる人がいなくなってほしい」、これに尽きます。消防設備を設置する私たちとしては、そこが一番の願いですね。
火災は本当に全てを奪ってしまうので。関わった建物で事故が起きるのは、何としても避けたいという責任感が強くあります。これはビジネスを超えて、社会への貢献という思いが根底にありますね。
児野: 人の命はもちろん、その人が大切にしていたもの、記憶、思い出といった全てを守りたいという強い思いですね。
新田: はい、本当にそう思います。
-新田様が考える新田防災の”ビジョン”

児野: では、新田防災という会社は、将来的にどうなっていきたいと考えていらっしゃいますか?10年後、どんな会社になっていたい、といったビジョンがあれば教えてください。
新田: 大きな会社さんだと、会社名だけで「〇〇防災さんですね」ってなるんですが、私たちの場合は、新田防災という会社名だけでなく、「新田防災の〇〇さん」というように、個々の社員の名前や個性がお客様に広く知られるような会社になりたいと強く願っています。
例えば先ほどもお伝えしたように、「○○さんが来れば大丈夫だね」と言ってもらえるような。社員一人ひとりがお客様から信頼される存在になることが目標です。そのためには、社員が個性を持ち、専門性を高めること(資格取得)が重要だと考えています。
会社の「人間色」を大切にしていきたいんです。
児野: 会社としてのブランド力に加えて、社員一人ひとりの個性が光り、それがお客様からの信頼に繋がっていく。とても素敵なビジョンですね。
新田: そうですね。うちは元々、結構「人間色」が強い会社なので、そこはこれからも大事にしていきたいです。
-未来の消防設備士へ
児野: 最後に、これから建設業界に、そして新田防災に興味を持ってくださる求職者の皆さんに向けて、新田さんからメッセージをお願いします。伝えたいこと、知ってほしいことなど、何でも構いません。
新田: 消防設備業というのは、非常時に人命を守る、社会の安全には不可欠な仕事です。間接的に、そして時には直接的に、多くの人の安全に関わることができる仕事なんですよ。私たちは日本の消防法に関わる、誇りを持てる仕事をしていると思っています。
児野: 日本の安全を支える、誇り高い仕事なんですね。
新田: なかなかね、この業界の認知度はまだ低いと感じていて。「ドクターX」じゃないですけど、「消防設備士X」みたいなドラマができたら面白いな、なんて願望も持っています(笑)。
弁護士さんとかと同じ「士」という資格なんですが、なかなか表に出てこないですからね。
最終的には、「日本の消防設備といえば新田防災だよね」と言われるくらいになりたい、という大きな目標も胸に秘めています。
児野: それは素晴らしい目標ですね!まさに、新田防災さんが業界の認知度向上を牽引していく存在になる、ということですね。新田さんの、この仕事に対する熱い思いと未来へのビジョンは、きっと多くの求職者の心に響くと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました!
さいごに...
服飾の世界から消防設備業という、全く異なる分野へ飛び込み、新田防災を率いる新田美由紀代表。そのキャリアは、常に「人々の安全を守る」という強い使命感と、社員への深い愛情に支えられてきました。未経験からの資格取得への挑戦、社員を守るための経営改革、そしてお客様一人ひとりの命に寄り添う姿勢。新田防災は、単に消防設備を扱うだけでなく、そこで働く「人間色」豊かな社員一人ひとりがお客様から信頼される存在として、社会の安全に貢献していくことを目指しています。
「日本の消防設備といえば新田防災だよね」という大きな夢を抱く新田代表のもと、私たちと一緒に、誇りある仕事で社会に貢献しませんか?
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